四代目

九能 龍信(くのう りゅうしん)

四代目武装戦線頭。元三代目武装戦線副頭。九能三兄弟の三男。ライダースーツとサングラスを常に身に着けている。しゃがれた声をしており、両肩には刺青を彫っている。春道とのタイマンに二度敗れ三代目が壊滅した後、元三代目親衛隊や武装から遠ざかっていたメンバー総勢13人を呼び集めてチームを再結成し、四代目ヘッドとなった。
ボクシングをしており、ポンとヒロミが2人がかりでも全く歯が立たない程の実力を誇る。仲間からの信頼も厚く、『四天王』の一人に数えられている。かつて中学時代の美藤竜也になすすべなく敗れたことがあるが、現在では互角の実力となっている。また県南の三人組の一件以降、テルと兄弟分になっている。
武装引退後はプロボクサーとなるために上京。デビュー戦を1ラウンドKO勝利で飾り、注目を集めた。

村田 十三(むらた じゅうぞう)

四代目武装戦線副頭。加地屋中出身。鼻の頭に横一文字の傷痕がある。滅多に公の場に顔を出さないが、その実力は龍信も一目置いており、「十三がいなきゃ四代目はなかった」と言わせるほどの信頼を得ており、「龍信に説教できる唯一の男」とも言われている。
また九能龍信のことを「龍ちゃん」と呼び親しい間柄。 本編では数シーンのみの登場だったが、『続・外伝』では主人公として大きく取り上げられた。銭屋副総長・小川研次と兄弟分の間柄。
将五という弟がいる。本作には登場せず名前も出てこないが、続編『WORST』では主要キャラの一人として活躍し、七代目武装戦線ヘッドを襲名している。

三島 文太(みしま ぶんた)

四代目武装戦線メンバー。元三代目親衛隊の一員。坊主頭で常にマスクをつけており、龍信と常に行動を共にしている。

国武 亮太(こくぶ りょうた)

四代目武装戦線メンバー。元三代目親衛隊の一員。文太と同じく常にマスクをつけており、龍信と常に行動を共にしている。

香月 ゲン(こうげつ -)

よく「香月(こうずき)」と間違えられるが外伝編のなかで稲田源次に「香月(こうげつ)」と呼ばれている。
四代目武装戦線メンバー。額にライダースゴーグルをつけている。本編では数シーンのみの登場だったが、『続・外伝』ではメインキャラの一人として活躍。

鮫島 義一(さめじま ぎいち)

四代目武装戦線メンバー。大柄な体格に鳥の巣のようなヘアスタイルをしている。四代目きっての武闘派で、通称『核弾頭』。中学生の頃に山に篭りクマを倒そうとしたが、自分がクマと間違えられて撃たれそうになったという逸話まで持っている。本編では数シーンのみの登場だったが、『続・外伝』ではメインキャラの一人として活躍。

仲地 哲也(なかじ てつや)

四代目武装戦線メンバー。『続・外伝』に登場。モヒカンとあごひげと厚い唇が特徴。四代目解散後はラーメン屋「モヒカンラーメン」の店主をしている。

三富 豊(みとみ ゆたか)

四代目武装戦線メンバー。『続・外伝』に登場。ミー坊と呼ばれている。唇に傷痕があり、手の甲まで刺青を入れている。

藤永 新吾(ふじなが しんご)

四代目武装戦線メンバー。『続・外伝』に登場。銭屋の名を借りた狂屋との抗争時、好誠が狂屋に捕まったという情報を十三に伝えた。